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1.「きつつき」 支柱に通す穴(支柱とは少しアソビがある )の開いた部分と錘となる『きつつき』をバネなどでつないでいます。この穴を支柱に通し、『きつつき』を軽く押すと振動して、くちばしで支柱をコツコツたたきながら降りていきます。 動きのしくみ ①ストッパーの穴を支柱に通すと錘で傾き、支柱に触れて止まります。ここで錘を軽く押すと、支柱を支点として、バネの弾性で跳ね上がります。 ②錘が上に振れると、ストッパーが支柱に当たって跳ね戻るか、途中から重力で下がります。 ③錘が上下にゆれるとき、支柱と穴が平行になる(通常は錘が上から下に振れるとき)と少し落ちて、この落下エネルギーで①~③が繰り返されます(自励振動)。 「きつつき」 動きのしくみ 参考 戸田:「おもちゃの科学(1)」 日本評論社 (1995) |