科学を楽しむ木の遊び具・おもちゃ
ちゆう工房
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        飛翔へ



空を飛びたいという人類の夢、その歴史をダ・ビンチの人力機、ライト兄弟のフライヤー機、ドーバー海峡横断のブレリオ機、初の国産旅客機YS-11をモデルとして表現しました。
支柱に機台の穴を通して、軽く揺らすと人力機は羽ばたいて降り、飛行機はカタカタと揺れながら、プロペラを回して降りていきます。

なぜ?

どんなしくみで人力機が羽ばたいて降り、飛行機がカタカタとプロペラを回しながら降りて いくのだろう?    
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しくみ

各機は伝承玩具「きつつき」の原理で、支柱をカタカタと揺れたり、羽ばたきながら降ります。また、「ガリガリとんぼ」の原理で、振動によってプロペラが回ります。
飛行機にはバネに錘をつけて揺動するようにした「てこ式ストッパー」が付いています。これによって降下、停止が断続的に繰り返されます。
カタカタ降りる音はエンジン音のようで、効果音になっています。
人力機では、羽がその弾力と重さによって両側から挟む形の「てこ式ストッパー」になっていて、羽ばたきを繰り返しながら降ります。

また、各機は下に降りた時、支柱から外れるため、簡単に機種を変えたり、繰り返して動かすことができます。

参考
伝承玩具「きつつき」と「ガリガリとんぼ」は関連伝承玩具を参照してください。


 てこ式ストッパー(飛行機)              てこ式ストッパー(人力機)



      

      
こぼれ話
・・・「木」の特性・・・
出展中、「飛行機がカタカタ降りず、支柱の途中で止まってしまう」とのことで、やすり等を持って調整に行ったことがありました。湿度の影響で支柱とストッパーの隙間が狭くなったようでした。
「木」は触ったときにやさしさ、暖かさがあり、手によくなじみます。木肌の色、つや、杢目なども穏やかで美しく、自然で、素朴な味わいがあります。叩いたり、ぶつかったりしても音が柔らかく、 また他を大きく傷つけることもありません。この他、木の香り、抗菌、適度の吸湿、弾性、しなりなど優れた点も多く、それらを活かし、なるべくそのまま残せればと思っています。
しかし一方では、湿気を吸って曲がったり、寸法が変わったりしますし、強さにも限度があり、縦方向に木目に沿って割れやすい欠点もあります。
木工製品の製造ではこれらに対し、木材の乾燥、仕上げ塗装や木取りを工夫しています。繊細な機構の遊び具・おもちゃでもこうした配慮は欠かせませんが、なるべく手間がかからないように、 骨格や箱型の部分にはもっぱら継ぎ目の目立たないパインの集成材を使い、歯の欠けやすい歯車は合板で作っています。


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